2026年3月20日(金)、高大接続連携協定の取り組みの一つとして、高校生と大学教員がともに研究に挑戦する「いのちと共生の研究プログラム」の研究成果発表会を開催しました。
本プログラムは、大学と高校の教育・研究をつなぐ取り組みとして年々広がりを見せており、参加高校数の増加に加え、高校の枠を超えた共同プログラムも実施されるなど、内容はより一層充実しています。今年度で第4回目を迎え、修了者は延べ147名となりました。

当日は、他校の生徒や発表者のご家族のほか、他高校・他大学の教職員の皆様にもご来場いただき、活気あふれる雰囲気の中で進行しました。
発表では、動物の行動解析、食品開発、体外受精、野生動物の保全、ウイルス消毒薬の検討など、本学の特色ある研究分野に関連した多彩なテーマが取り上げられました。大学教員も参加した寸劇形式の解説など工夫を凝らした表現も見られ、高校生たちはいきいきと主体的に研究成果を発表していました。特に、複数の高校が混同したプログラムでは、高校間の壁を感じることなく、進めることができ、高校生のコミュニケーション能力の高さを実感しました。

質疑応答では、教員や大学生からの問いかけに対し、自らの考えをしっかりと伝える姿が印象的で、高校生の着実な成長がうかがえる場面となりました。
また、本学の大学生や本プログラムに関わった大学院生が、高校生の発表に対するコメントを寄せ、フィードバックとして還元しました。今後の学びへのさらなる意欲につながることが期待しています。

「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」の一環である「海外チャレンジプログラム」の報告では、2名の大学生が登壇しました。海外での研究経験やその意義、今後の展望について発表し、「挑戦や失敗へのハードルが下がり、これからも積極的にチャレンジしていきたい」という言葉からは、経験を通じた大きな成長が伝わりました。高校生にとっても視野を広げる貴重な機会になったのではないかと思います。
発表会終了後には、村上学長より参加生徒へ修了証及び表彰状が授与されました。修了証に記載された単位は、本学入学後に正式な履修単位として認定されます。


昼食を兼ねた懇談会では、研究プロジェクトごとに集まり、指導教員や大学院生とともに交流を深めました。高校教員や大学教職員、「出る杭学生」も加わり、発表の振り返りや研究活動のエピソードについて、和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。
本プログラムは、ご参加、ご協力いただきました皆様により、文部科学省から、最終評価において最高評価となる「S」を獲得いたしました。本学では、今後も高大接続の取り組みを一層推進して参ります。



◆参加高等学校
新渡戸文化中学校・高等学校、横須賀高等学校、明星高等学校、桐蔭学園中等教育学校、神奈川学園中学・高等学校、北豊島中学校・高等学校、相模女子大学中学部・高等部、
◆いのちと共生の研究プログラム研究成果発表会
本発表会は、文部科学省令和2 年度大学教育再生戦略推進費「知識集約型社会を支える人材育成事業」の『メニューⅡ:出る杭を引き出す教育プログラム』として本学が全国で唯一採択されている「麻布出る杭プログラム」の一環として開催しているものです。特定の分野で特に優れた資質を有する学生に早期から更に高い水準の教育を受ける機会を提供し、その才能の一層の伸長を図るものです。最終評価において、「S」評価を獲得しました。
\出席した生徒さんが感想を寄せてくれました/
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