12月17日(水)に麻布大学で第5回開催となる高大接続の一環プログラムを実施し、相模女子大学高等部ライフサイエンスコースの生徒さん20人が参加されました。
生徒さんたちは、本学獣医学部の寺川講師による動物系プログラムと、生命・環境科学部の小手森講師による食品系プログラムを体験しました。
動物系プログラムでは、なぜ胎仔の透明骨格標本を観察するのか、発生毒性試験(催奇形性試験)の重要性を学び、実際に染色されたラットの透明骨格標本を顕微鏡で覗き、骨の作りや数などを観察・記録しました。
後半ではオプションで、実際の骨格標本作りの第1段階である除肉作業に挑戦しました。最初は恐る恐る取り組んでいた参加者も、「何度でもやり直したい…」「研究室の学生にセンスがあると褒められた」と緻密で稀少な作業に没頭していました。


食品系プログラムでは、「食べ物と血糖値」をテーマに、エネルギー量を揃えたコーラと牛乳の飲用前・15分後・30分後の血糖値を測定する比較実験を行いました。
参加者からは「食品による上昇幅の違いに驚いた」「生物基礎の内容と結びついた」といった感想が寄せられ、実験を通じて多くの気づきや学びが得られた様子でした。


この取組は、相模女子大学高等部のMQイベントに本学が協力するものです。本学は、相模女子大学中学部・高等部と相互に連携し、今後も、探究活動を年間通じて協力します。
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