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昨年度に引き続き、今年度も「麻布出る杭プログラム」と「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」のコラボとして、7月1日(火)横須賀高校にて「アカデミア麻布大学」を実施しました。
このプログラムは、生徒たちに科学的探究を深める貴重な機会を提供することを目的としています。
横須賀高校内の池で採取したトウキョウサンショウウオの糞便と池の水からウイルスを探索する研究が行われました。この探究では、未知のウイルスを発見するという大きな成果がありました。生徒たちはウイルス解析を行い、「系統樹」を用いてそのウイルスが「未知のウイルス」と呼べるものかを深く考察しました。
参加した生徒からは、「未知のウイルス発見はドキドキ、ワクワク感があった」「知らないことがわかり、誰かに伝えることは貴重な体験であった」といった、科学的発見の興奮と探究の喜びが寄せられました。
生徒たちは2つのグループに分かれ、「人に感染しないウイルス」と「人に感染するウイルス」をそれぞれ探るテーマに取り組みました。
インフルエンザウイルスや麻疹ウイルスを例に挙げながら、感染症の特性や伝播メカニズムについて調査し、理解を深めました。
犬と猫の背骨を実際に比較観察し、それぞれの動物の柔軟性の違いが骨格からどのように理解できるかを探りました。
本学としては、アカデミア麻布大学を通じて、生徒たちは実践的な科学研究に触れ、探求心や論理的思考力を大きく育む貴重な経験を積むことができたのではないかと思っております。
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