種の保存に向けたヒト・動物の生殖・繁殖プロジェクト

伊藤潤哉(分子生殖科学)、寺川 純平(ゲノム編集・疾患モデル)、加瀨 ちひろ(応用動物行動学)、山本 誉士(動物時空間解析)

研究プロジェクトの概要

家畜(ウシ) では受胎率が年々低下し,動物園・水族館動物では種の保存の困難さに直面しています.また私達ヒトについても我が国では,新生児のおよそ11人に1人が体外受精由来であり,不妊症がより深刻な問題になっています.このような背景から,私達は生殖補助医療技術や繁殖技術の向上,繁殖生理メカニズムの解明を通じて,これらの課題解決に取り組んでいます.

本プロジェクトでは,各種動物の生殖器を用いて精子・卵といった生殖細胞の形態や機能,発育様式を調べます.また,精子・卵,胚の新しい保存技術の開発や体外受精法の改良,新規の妊娠能力の診断法の開発などに取り組みます.

求める学生像

「麻布大学から世界に研究成果を発信したい!」と考え,真剣に研究活動に取り組んでいます.困難が予想されますが,高いモチベーションと大きな野望を持ち、自ら進んで活動できる学生の応募を期待します!!

研究詳細PDF
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