高大接続連携協定締結校である桐蔭学園高等学校の2年生が来学し、研究室を訪問しました。4日間で計22名の生徒が参加し、各研究室では研究内容の紹介や実験室の見学を実施しました。
一部の研究室では、実際に実験や機器の操作を体験する機会もあり、大学で行われている研究に直接ふれることができました。参加した生徒の皆さんにとって、充実した時間を過ごしていただけたと思います。
今回の見学が、将来の進路を考える上での参考となり、選択肢を広げるきっかけになれば幸いです。
Index
2025年7月11日、14日、15日、17日
◆産業動物内科学研究室
・先生が産業動物の道に進んだきっかけや、どのような研究を行っているか、学生の研究成果の紹介など
・獣医学部では幅広い分野について学修する
◆微生物学研究室
・ウイルスとはどのようなものなのか、大きさや性状はウイルスによってさまざま
・実験室の見学、目には見えないウイルスをどうやって検出するのか
◆公衆衛生学第二研究室
・公衆衛生学は身近なところで人々の生活を支えている。動物だけでなく、人の健康を守ることも獣医師の重要な役割。
・様々な菌が存在する試料から、どのように目的の菌を分離して培養するのか
◆獣医基礎看護学研究室
◆動物行動管理学研究室
◆食品科学研究室
◆免疫学研究室
・DNA損傷修復反応や染色体について研究を行っている。
・医療分野の進路選択や、研究者になるにはどうすればいいかなど、関心の高さがうかがえる質問が挙がった。
◆生理学研究室
・超音波検査の原理を学び、各臓器と病変がどのように見えるのかを模型を使って観察した。
・医療は日々進歩しており、新しい技術や知識が次々と登場している。臨床検査技師として活躍していくためには、常に最新の情報を学び、自己研鑽を続ける必要がある。
◆環境分析学研究室
・マイクロプラスチックや重金属、レアメタルなど、環境に存在するさまざまな化学物質を分析し、それらが環境に与える影響を研究している。
・水や土壌だけでなく、サンゴなどの生物も対象としている。
◆環境生物学研究室
・ゴキブリやネズミなどの都市有害生物を管理するためには、その生物がどのように生きているかを知らなければならない。
・日本での生息域を拡大しているタイワンリスは、環境や人々の生活にどのような影響を与えるのか。
◆食品健康科学研究室
・DNA、RNA、蛋白質の分析や、細胞培養をおこなう実験機器を見学。
・薄層クロマトグラフィーにより、野菜の色素抽出液から各色素を分離する実験を行った。
◆食のデータサイエンス研究室
・食と健康の関係について研究を行っている。
・体の状態や、食べ物に含まれる成分を数値化する様々な機器の紹介
2025年8月26日
(学会発表)繁殖に適しているオットセイを早期に判別できる可能性を見出しました
2025年8月7日
相模女子大学高等部の生徒さんが来校しました
2025年8月6日
北豊島高等学校1年生の生徒さんが麻布大学に来学しました
2025年7月9日
【高大接続】麻布大学と横須賀高校が探究学習の中で未知のウイルス発見?の可能性に喜び
2025年6月25日
北豊島高等学校の保護者説明会に参加しました
2025年5月12日
私立北豊島高等学校の「探究授業」 講演会を実施しました