小手森綾香(栄養疫学・食の情報)、石原淳子(疫学・公衆栄養学)、髙田久美子(気候変動学)、西脇洋一(数理・データサイエンス)
地球温暖化や健康問題への関心が高まる中、環境と健康の両方にやさしい食事が求められています。動物性食品は環境負荷や病気のリスクが高い一方で、植物性食品はその逆とされますが、「こうした方がよい」と言い切るにはまだまだ研究が必要です。
たとえば、肉100gから摂れるたんぱく質を豆腐で摂るには約260gが必要で、高齢者には食べきれないこともあります。また、肉の摂取が少ない日本人では、むしろ肉を食べる方が脳血管疾患になりにくいという研究結果もあります。
本研究では、ライフステージや人種の違いもふまえて、よりよい食事バランスを探ります。
やる気のある学生さん、コツコツ作業できる学生さん