精子は行動・学習に影響を与えるのか?

大我政敏 (生殖受精エピゲノム)、茂木一孝(社会神経科学)、伊藤潤哉(分子生殖科学)、宗綱栄二(環境病因学)、山本誉士(動物時空間解析)、寺川純平(ゲノム編集・疾患モデル)

研究プロジェクトの概要

本プロジェクトではヒトの不妊治療にも使われる顕微授精*によって作成されたマウス個体について行動面や学習能力などを解析します。顕微授精に用いられる男性配偶子の成熟度、すなわち、精子とその元となる未成熟精子細胞(円形精子細胞)の違いが影響を及ぼしうるのか(図)、さらにはそのメカニズムを明らかにしたいと考えています。

*顕微授精とは顕微鏡下で精⼦や精⼦細胞を未受精卵にガラスの針を⽤いて注⼊する⽅法です。

求める学生像

生殖科学と動物行動科学の融合にエピゲノムという最先端の切り口から 挑戦する高い志を持つ方を募集します。

研究詳細PDF
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