乳酸菌は不妊を救う!?2023

竹田志郎(食品機能)、伊藤潤哉 (生殖科学)、寺川純平(ゲノム編集・疾患モデル)、大我政敏(生殖受精エピゲノム)

研究プロジェクトの概要

現代において、成人カップル5組に1組が不妊症(赤ちゃんを望んでも妊娠に至らない)に悩んでおり、深刻な社会問題の一つとなっています。体外受精などの技術の開発により妊娠できるケースもありますが、不妊症の半分以上は原因が不明であり現在の技術・知識では治療できません。また近年の研究で、ヒトでは「膣内の乳酸菌の割合が多い女性が妊娠しやすい」ということが分かってきました。乳酸菌はヨーグルト等に含まれる微生物です。

本プロジェクトではマウスを用いて、乳酸菌のもつ力を科学的に解明し、その力を利用することで「不妊症の治療」や「妊娠しやすい体作り」に役立てたいと考えています。

求める学生像

本プロジェクトに対し、高いモチベーションと大きな野望をもって取り組める学生。

研究詳細PDF
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