犬の老化の兆候を見える化!?

小野沢栄里(獣医臨床看護・看護),今井彩子(獣医臨床看護・外科)

研究プロジェクト概要

犬の老化は、身体的や行動学的変化として現れ、健康寿命やQOLに深く関わります。加齢に伴う変化として、認知機能低下や、感覚機能の低下、活動量の低下のほか、身体的変化の特徴として、筋肉量の減少や姿勢、歩様の変化、食べ方の変化などが認められます。

また、多くの飼い主は高齢動物の介護によって変化する生活に対する戸惑いや、頑張りすぎて日々の介護で疲弊しています。「犬も飼い主も楽しい介護生活」が送れるように、飼い主が老化の兆候を捉えることができれば、生活環境の改善など、早期介入することが可能となり、犬も飼い主も心身ともにQOL向上に繋がると考えています。

そこで本研究では、犬の老化の兆候を捉えることができる一助となるような指標を見つけることを目的としています。

求める学生像

積極的に学ぶ意欲がある学生、教員や仲間と協働して活動ができる学生、責任感を持って誠実にデータを取り扱うことができる学生

研究詳細PDF
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