勝俣昌也(栄養学)、鈴木武人(栄養学)
栄養学研究室では「なにを、どれだけ、いつたべるか」を明らかにする時間栄養学に取り組んでいます。「いつたべるか」に大きな影響を与えているのが時計遺伝子で、動物体内でリズムを刻んで様々な遺伝子の発現を調節し、その時々にふさわしい機能が高まるようコントロールしています。
本プロジェクトでは、エピジェネティックな遺伝子発現の調節機能をもつウシの第一胃発酵産物である酪酸と、性ホルモン産生に関わる卵巣顆粒膜細胞を用いて、酪酸で時計遺伝子の日内変動を変えることができるか、性ホルモン産生を調節できるか検討していきます。
「育て」と言ったら育つ学生。水や肥料は惜しみなく提供しますが、それを使って育つのはあなた自身です。積極的に取り組み、結果に疑問を持ち、教員とディスカッションできる学生を求めます。