畜産アニマルウェルフェアに関する消費者意識の解明 ―通説に挑む ―

大木茂(動物資源経済学)、水野谷航(食品科学)、加瀨ちひろ(動物行動管理学)

研究プロジェクト概要

畜産動物のアニマルウェルフェア(Animal Welfare:AW、動物福祉と訳すことが多い)に関する日本の消費者意識は、他の先進諸国と比較して低いというのが一般的な消費者意識調査から導かれる社会の共通認識となっている。このプロジェクトでは、あえて、この通説に挑んでみる。

日本人のAW意識は国際的に見て低いのか、が問である。繰り返すが、日本人のAW意識が欧米などと比較して本当に低いのか?かねてから、強く、疑問に感じている。日本における安全・衛生水準の高さは、畜産食品や生産現場に共通している。この実現のためにはAW配慮は高い水準でなければ実現しないだろう、というのが仮説である。

本プロジェクトでは、これまでの消費者意識調査を網羅的に収集し、今まで行われていない角度から消費者への小規模なアンケート実施ー振り返りー改善アンケートの実施、を数回繰り返すことで、AW意識は低い、を覆すような手がかりを得たい。(得られないことも当然ありうる。)

求める学生像

まず畜産・畜産物に興味があること。AWにかかわる論点(賛否が分かれる点)に関して科学的に探求する意欲があること)、消費者アンケートに興味があること。

研究詳細PDF
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