細胞を使った発がん性評価の高度化の試み~動物を使わない発がん性試験の開発をめざして ~

関本征史(環境衛生学)、落合真理(環境毒性学) 、小山雄一(腫瘍病理学)、寺田晃士(腫瘍免疫学)、松下暢子(ゲノム制御学)

研究プロジェクト概要

Bhas42細胞を形質転換させて生じる形質転換細胞(がん様の細胞)には多様性があり、悪性度も異なる可能性があります。我々は、異なる化学物質に処理で悪性度が異なる細胞が生じる可能性を見出しました。

本プロジェクトでは、これまで用いたものとは異なる化合物で細胞をシャーレ上でがん化させ、生じたがん細胞を単離し、その特性を解析することで、特に悪性度の高い「がん」の特徴を検索します。形質転換細胞の悪性度評価を導入することで、形質転換を指標としたin vitro発がん性評価の高度化をはかります。

求める学生像

熱意と責任感がある学生で、週複数回の活動が可能な学生。

研究詳細PDF
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