“歯周病”からヒトと動物の共生を考える ー418(良い歯)プロジェクト 2025ー

島津德人(口腔科学)、片平浩孝(環境生物学)、小野沢栄里(動物看護学)、杉原思穂(動物看護学)

研究プロジェクトの概要

歯周病菌は、ヒト同士だけでなくペットと飼い主の間でも感染することが報告されています。また、野生動物には歯周病はほとんどないと認識されていますが、これまでのジェネプロ研究の結果から「ヒトと動物との“距離”が縮まると歯周病が発症」してしまう可能性がでてきました。

そこで、ヒトと動物の共生のあり方を捉え直すため、動物(ペット/家畜/展示動物/野生動物)の歯周病の罹患状況を調査し、人と動物との間で歯周病菌の交差感染がおこっているかを調べます。

求める学生像

麻布大学は歯科大学でありませんので、ヒトや動物の歯周病を学ぶ機会はあまり多くありません。そのため、学部・学科を問わず、歯科・口腔科学分野に興味を持つ好奇心旺盛な学生の参加を待っています。

研究詳細PDF
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